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| 書名 |
J-POP文化論 フィギュール彩 31 |
| 著者名 |
宮入恭平 著 |
| 書名よみ |
ジエイポツプ ブンカロン |
| 著者名よみ |
ミヤイリ キヨウヘイ |
| 出版社 |
彩流社 |
| 出版年 |
2015 |
| ページ |
203p |
| サイズ |
19cm |
| 請求記号 |
767.8ミ |
| ISBN |
4779170311 |
| 受入日 |
2015/09/02 |
書誌情報へのリンク
邦楽や歌謡曲という古臭いイメージを「J」により一新し、且つ自家撞着再生産としても現れたJ‐POP=平成歌謡の文化的意味を探る
革新的なものはもちろん、あまりにも保守に寄り過ぎたものであっても商品として敬遠される!誰もが共感するソフトな右傾化に寄り添うJ-POPというジャンルの必ずしも音楽性のみでは評価できない文化表象の変遷を追う。
音楽論の古典、ベンヤミンやアドルノの思想を超えて!
本書は「社会背景がJ - POPに影響をもたらす」という視座にもとづいて
J - POPについて、これまで行われてきた数多ある議論を再確認。
社会科学的アプローチ、さらに独自の調査法を用いて、
J - POPが産業によってつくられる商品であることを前提として
ポピュラー音楽論を検証する。
時代の変化にともなって変容する
社会環境とアイデンティティの関連を考察し、J - POPの
アイデンティティを明らかにする。
「平成」という時代とともに歩んできた大衆歌謡であるJ - POPを
「平成歌謡」と位置づける。
(序)J - POPを再考する
(1章)J -POPをめぐる諸相
(2章)工業製品としてのJ - POP
(3章)ジャンル概念の混乱
(4章)J - POPの存在価値
(5章)アイデンティティの行方
(6章)J - POPの立ち位置
(7章)「J」が意味するもの
(8章)「平成歌謡」J - POP
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