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書名 | なぜテンプライソギンチャクなのか? |
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著者名 | 泉貴人 著 |
書名よみ | ナゼ テンプライソギンチャク ナノカ |
著者名よみ | イズミ タカト |
出版社 | 晶文社 |
出版年 | 202407 |
ページ | 281p 図版1 |
サイズ | 19cm |
請求記号 | 483.3イ |
ISBN | 978-4-7949-74310 |
受入日 | 2025/10/16 |
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イソギンチャクの新種を日本一発見した分類学者が語り倒す、イソギンチャクの面白過ぎる生態と破天荒な研究ストーリー
”海老天”そっくりな謎の生物、極寒の地で絶滅したはずの”亡霊”、水族館の奥で15年間ひっそりと飼育されていた”怪物”────。 日本一のイソギンチャク新種発見数を誇る若き分類学者が、これまで邂逅・命名したイソギンチャクとのエピソードと、激動の来し方をしゃべり倒す! 「我、まさに、「イソギンチャク道」を究(きわ)めんとす。その〝生きざま〟を手に取ってご覧いただきたい。本書を読み終えたとき、皆さまも、イソギンチャク道の入り口に立っていること請け合いだ!」(「プロローグ」より) 自慢、毒舌、ボケ・ツッコミ、何でもあり! 東大落研(おちけん)仕込みのべらんめえ新種発見伝、いざ、開幕!
【内容】 プロローグ 変人で偏屈なガキが、生物学を志すまで 第1章 ひと夏の出逢い、そして伝説の始まり ~新種テンプライソギンチャク~ 〈再会~お前は、何者だぁ!?~/”文字通り”メスを入れろ/ ラッキーナンバー、それは”8”/ヘン of ヘン~新属新種の誕生秘話~/ 一大生息地の発見/そして一大フィーバーへ/さらなる発見、続く研究/ほか〉 コラム(1)「実家は裕福か?」〜研究業界に飛び込む苦悩〜 第2章 震える極寒の海の〝亡霊〟 ~80年ぶりの新発見・ホソイソギンチャク~ 〈謎の標本が送り付けられてきた/どっちがホソイソギンチャクでSHOW? ”亡霊”のイソギンチャク/吞気なオールスターキャスト、旅に出る/ 80年越しの再記載~新種発見と同じくらい大事な仕事~/ほか〉 コラム(2)「どこの助教かと思ったよ」〜研究者と落語研究会〜 第3章 最高のパートナー、その名は水族館 新種チュラウミカワリギンチャク 〈救いの神、カワリギンチャク類/思わぬ協力者の出現/ 予備水槽は宝の山~水族館の”控え組”~/ついに”怪物”とご対面!/ 水族館に15年いた新種/新分野「水族館生物学」の旗頭へ/ほか〉 コラム(3)「どこがダメなんだ、言ってみろやぁ!」〜博士号を取得する大変さ〜 第4章 よろずの研究の果てに…… 新科ヨツバカワリギンチャク科 〈研究業、やめようかな……/沖縄を脱出せよ! やってきた”就活”/ 若干三十路の専任講師誕生!/カワリギンチャク研究の総決算へ/ 分類大系に大鉈を振るえ/まだまだあるぞ隠し玉! 秘蔵の種を先行公開!/ほか〉 コラム(4)「YouTuberのDr.クラゲさんですよね!?」~研究者がYouTubeをやる理由〜 エピローグ 我がイソギンチャク道、まだまだ道半ば……。 イソギンチャク図鑑(全23種) 参考文献&ウェブページリスト 【カラー付録】著者が新種記載、または再記載等に関わったイソギンチャク(一部)






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